村井県知事、バグフィルターに関する知識ないが国が安全と言っているから問題ないと無責任答弁

 2月28日に開催された県議会で、日本共産党の内藤隆司県議が一般質問で、村井県知事が強引に進めようとしている「放射能汚染廃棄物の焼却処理の問題について」質したところ、村井県知事は、「私や部長は専門家でないので分からない。しかし国が問題ないと言っているから大丈夫」、という極めて無責任な答弁を繰り返しています。内藤県議の再質問と、それに対する県当局の答弁内容について、私がインターネットで聞いた責任範囲で、テープを起こしましたのでその一部をご紹介します。是非今後の焼却処理反対運動に活用して欲しいものです。 

内藤県議の再質問から
 放射能汚染廃棄物焼却処理の問題についてですがビックリしました。私が話したのはバグフィルターによる除去率が誤っているという話なんですね。それについて答弁では一言も触れられておりませんでした。あらためてそのことについての見解を聞かせてください。

環境生活部長
 答弁の中でも「多くの有識者の検討を経て環境省の告示によって定められた方法により」ということで、議員が取り上げられた論文の主張はあるかと思うが、それと対比されるような形で述べられている多くの有識者の検討を経た上での科学的な根拠を持っているものと考えられる。また、99.9%の捕捉については、バグフィルター通過後の排気ガスについて、濾紙、それから吸収瓶、そして活性炭と三段階を通じて吸着状況を確認して、放射線量がそこで検出限界値以下であるという結果をもとにバグフィルターを通過してきているセシウムの粒子はほとんど99.9%捕捉されているというデータを持ってそのことが述べられているので、科学的に確認されているものと考える。

内藤議員
 私がこの論文の中で述べられている論旨を説明して99.9%を間違いだということを説明した。それについては一切の反論ができないという答弁になっているのではと思うがいかがですか。

部長
 ただ今申し上げましたように、この論文ではそれは否定されているのかもしれませんけれども、一方での実証の結果として捕捉されているというものをこの論文上は部分的に切り取ってそれをつなぎ合わせて推計をするという形でおっしゃっている論文だと私は読んだが、環境省の実証は実際に測定をしてその結果を確かめた結果であるということで、そこで実証されているというふうに考えているということだ。

内藤議員
 要するにこの論文で指摘されていることは反論できないというふうにしかとれない。ほかに、ほかの人はどういっているという話はないですよ。この論文ではどこで切り取って部分的に切り取っていると言いましたが、この論文についての見解を先ほどから聞いているのだ。部分的に切り取ってどこがどう不十分なのか科学的にまちがっているのか、そのことを説明しなければこの論文の間違いは説明できないと思いますがいかがですか。4431

部長
 この論文では濾紙を通過したものをそもそも測定していないのではないかというふうにおっしゃっておりましたけれども、それは先ほども申し上げたが繰り返しになるが、吸収瓶や活性炭によってその濾紙を通過した後の物質のチェックしたところでも原質限界値以下の測定であるということから濾紙を通過してきていないということを証明しているのではないかと考える。

内藤議員
 私が言ったのは、いいですか、そのバグフィルターの通過した後の集塵機において、測定するときにそれを通過している粒子があるよと言っているわけでしょ。そうですよね。通過しているのです。測定器を。だから測定できていないのでしょと言っている。

村井県知事
 部長も私もこの分野については正直申し上げてそんなに深い知識がある訳ではございませんで、これは専門家の方のいろいろなご意見を聞いて、責任を持つ国がその判断のもとで、これは大丈夫だといっている訳ですから、これは私どもの方で否定するということはできないということであります。で、あのもちろんこういうお考えがあるのも当然認めますけれども、ただ、これが全てではないと。いろいろな学者の方がいろんな考え方を示している中で、ちゃんとした国としての基準を定めているということですので、県議会において、これが正しいのか正しくないのかをいくら議論しても、結果としては国の方でこれをどうとらえるかによって、変わってくるということでございますから、この議論はこの程度にさせていただきたいと。

内藤議員
 この議論はこの程度にいかないのですよ。だって99.9%除去できているから安全だということになっているのでしょう。安全だから焼却するのでしょう。その大前提が科学的かに崩れるかどうかという話なのだから。国が言う通りに安全ですよという話を私は今している訳だ。そうでしょ、細かい粒子はすり抜けているのですよ。だからそのバグフィルター通過後に使っている機械、ジェスゼット8808、この機械で測定しているのでしょ。ただこの機械はジェスの規格なんですよ。電気集塵機のジェス規格というのは、0.3マイクロ以上の粒子を捕捉すると。ということがジェス規格なんですよ。この機械、ジェスゼット88082013という機械ですが、この機械の性能は0.3マイクロメートルの粒子を99.9%捕集し、使用状態で化学変化を起こさないものでなければならないとなっている。だからそれより小さい粒子は測定していないのです。測定していない結果が99.9%なんです。素晴らしいと弥次。素晴らしいでしょう。だから間違っているのですよ、環境省の結果は。弥次、そのことを問いただしている訳であります。ですから安全ではないよということを踏まえて、焼却するかどうかも考えなければいけないでしょうという話を言っているのですよ。今反論できなければそれでいいです。いいですけれども、ただ議会の議論を通じて、いや、本当に国の言う通りなんだろうかということを少しは疑問をはさんでほしいと思うんですよ。だって県民の健康と安全が問われているのだから。そうでしょう。そういう姿勢を持ってほしいと、知事いかがですか。

村井知事
 今の内藤議員のおっしゃりたいことは重々承知をいたしました。ただ、当然、これ我々はこういった分野におきましてはやはり法律や規則、施行、ルールに基づいてやっていかなけばなれらないということで、これはすべて何かあったときは、国の責任に帰属するわけでございますので、最後に責任を負う国がこれを大丈夫だということでいろいろな研究者の意見を聞きながらかなり厳しい基準を設けているということなので、その点は理解してほしいと思います。

内藤県議
 だから環境省は安全と言っているけれども、そうでもないということを改めて認識していただきたいと。99.9%というのはやはり、科学的に本当に大丈夫なのかということに疑問を持ちながら進めていただきたいということを述べておきたいと思います。

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